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Unlimited【ダンまち】

第101章 昔話(むかしばなし)





林藤「笑いもしなければ泣きもしない
戦場で助ける相手にだけ笑い掛けて…
家に戻ると…ずっとずっと真顔で静かで…
めっちゃ恐かった」がくぶる

恵土「何に怯えてんだよ」じと目
林藤「お前が精神崩壊してんじゃねえかって死ぬほど心配してたんだぞみんな!!!!
だから進と出会って、友達ができたって話された時、お祭り騒ぎだったんだぞ!!
夜中までどんちゃん騒ぎしてたんだからな!!
恵土「そうだったの!!?」
林藤「お前安心したように熟睡し切ってたもんなあ


小4(4年2組)
お前が9歳の頃、小学校に通った初日
「引き取ってくれた親は外国で仕事してて、おじさんの家にいる」つって

そしたらイジメっ子共が
「お前のせいで両親死んだんじゃねえの?」「言えてる!」
「お前が死を呼び寄せてんじゃねえの?」「死神だ!」「近付くなー!」
『あっち行けよ!』
そう言われて、ランドセルの中身ぶちまけられて踏まれて笑われて…

フラッシュバックを起こしちまって、真っ青な顔して座り込んで震えてる時
小2(2年4組)のガキが怒鳴り込んできて…
それが進だって、俺は後で知った
『!!?』

林藤「進へ、恵土の過去を見せた後…
そっか…やっぱり、お前だったのか…
って涙ぐんで、震えた声で言っててよ

確証はなかったけれど
それでも…友達になりたいって言い損ねたんだってよ

で…遊んでる時に
友だちになれないか?って聞いたら
もう…友達のつもりだったんだけど…駄目?(おず)
そう聞かれた時、泣きそうになったってよ

一緒に通いたかったけど…
なんか事情もありそうだし、無理強いも出来なかったって
小6の時


で…
進「最低だぞ!!
何考えてんだ!!」
「死神に寄るなよ!」
進「死神なんてへっちゃらだ!!
たとえなんだって!俺はビビんないぞ!!
お前ら勝手に決め付けていじめる弱虫じゃないか!!
このビビリ!!!」
恵土とイジメっ子の間に割って入って
震えながら、指差しながら涙目になって叫んでて

それで主犯格がアルコールランプを進へ投げ付けた時
恵土が咄嗟に庇って助けて守ってよ…

で…イジメっ子を凄い形相で睨み付けたかと思うと…
目の色が変わったかと思えば、そのイジメっ子3人組が燃えるだの熱いだの言って悲鳴を上げて
実際には燃えてもなんとも無いのにずっとずっと悲鳴を上げて大変だったって聞いた


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