第101章 昔話(むかしばなし)
敵も味方も救ってきた…
それは比喩表現じゃ無く、実際にやってきた事なんだ——
睡眠ガスなんて手を使われた時は眠り掛けたけれど
最上さんが太腿を刺して、辛うじて意識を留めさせてくれて
そのお陰でトリオン体になれて、纏いも使えて、広範囲に分布していたけれど…
城戸「ネイバーフッドの半分以上に渡って広く拡がっている!気を付けろ!!」
天雹霤䨩で渦を作るように高速回転させて、竜巻を人為的に起こして…無効化していたんだ
どんな兵器も無力化していって
そんな時に林藤さんと忍田さんが入ってきて
やられないように鍛えながら、実際に体験した現場を仮想戦闘モードで経験させて
それで…なんとか無事、戦乱の世を鎮めることができた
その当時の過酷さを知っているのは…今はもう、私を除けば3人だけだ
最上「一人だったら耐えられなかった…
ありがとうな
ふふっ^^」
そう…最上さんは言ってくれた
過去を打ち明けた時に
自分の口から
恋に落ちたのは…その時だったんだと思う
秀次の家に引き取られる時
城戸「ビデオに録画したのは誰だと思っている?
書類一式準備したのは誰だと思っている?
説明ぐらいお前がやれ!!
生活関連の説明は最上がやるとして…
お前だけ挨拶してトンズラは許さんぞ!!!!」メラメラ般若
城戸さんが有吾に当たってくれてて
秀次の家
扉の先
恵土「ねぇ~まだ入っちゃ駄目?
最上「もう少し待とうな^^
恵土「は~い^^♪」
ついてきてくれて心底嬉しかったのは覚えてる
書類へ署名して提出しに行く城戸
城戸「最上…有吾を頼んだぞ」有吾を睨む
最上「了解^^;
有吾「俺そんな信用ない?
『ない』
有吾「えー;」
話が終わってから…
秀次「恵土…
俺…!
俺…!!
絶対絶対幸せにするからね!!!
絶対だよ!!?
絶対…幸せにするよおおおおおおおお!」瞑目大号泣
5歳でそんな覚悟決めたら…
そんなの見たら…惚れるよ
どんな境遇だって関係ない…
一緒にいたい
乗り越えていきたい
そう思ったから
秀次のこと…向き合っていて
自然と思っていた
どんな道だって、きっと乗り越えていけるって^^
あの夜…何時間もさ
今度は僕が助けるんだ!!
泣いてたんだもの!!
って…ずっとずっと粘って粘って粘り続けてくれたんだもの^^
そう—恵土は笑って零した
