
第101章 昔話(むかしばなし)

酒の席にて
林藤「お前麻酔無しでハラワタ引きずり出されてたもんな!
恵土「お前だって似たようなもんじゃねえか!」
林藤「お前には負けるぜ!
心臓とトリオン器官摘出され掛けてたじゃねえか!
トリオン出せねえように特殊な器具つけられて拘束されてベッドにハリツケにされてよ!」
恵土「あの時は死に掛けたなあ」しみじみ
林藤「人質に取られた赤ん坊と、母親と一緒に囲まれてる中で
普通自分一人と引き換えにここにいる人達に手を出すな、つって
本当にやるやつがあるか?お前それで心肺停止状態になってたじゃねえか
3日間探したんだぞ!!それで最上さんが死に物狂いで泣きながら叫びかけて」
恵土「夢を応援してくれた責任を感じてかな?
そんなの気にしなくていいのに」
林藤「お前それでなんて言ったよ!?
血を吐きながら…
恵土(昔)「無、事…?
よかっ、た
みん、な…ぶ、じ、で…^^
これで…
むらの、みんな、に…あえる、かな?
きらわれちゃったかもな…
できたら…はかは、おかあさん、と、いっしょ、に…
がはっ」
血を吐きながら言うんだもんよ!取り乱すぜ!!」
恵土「そりゃ死ぬって思ってたもの」もぐもぐ
林藤「でよお!お前なあ!!(涙目)
恵土「こんな…ふできな、わたしを、ささえてくれて、まもってくれて…ほんとうに、ありがとう
だいすき^^」
そう涙を流して意識手放すんだもんよ!!そのままおっちんじまうって思ったよ!!
恵土「まあ生きてたんだからいいじゃない^^
林藤「よくねえ!!
おれはぁなあ!本気で、心配っ、したんだぞ?←声が引き攣り震え出し涙声に
みんな必死でよおっ(震え涙)
忍田は必死に包帯巻いて止血してよお直接圧迫でっ
城戸さんは心臓マッサージしてるし
最上さんは耳元で必死に声かけながら人工呼吸してるし
そんで神経の集まったところに刺激入れて無理やり目覚めさせるってんで城戸さんがツボへ重いの見舞って
やっと目を覚ましたと思ったら、目が死んでるしよお
ずっとずっと虚ろな目で、何揺さぶられても反応ねえし!!
そのまままた目ぇ瞑り掛けて、必死にどんなに刺激を与えても反応が鈍くなる一方でどんどんどんどんしなくなってって!
床一面血でいっぱいだし血は吐くしでよお(震え)
そん時の言葉覚えてるか?」
恵土「オムライス」真剣←人差し指を立てて、先を林藤へ向ける
『…………え?』ぽかん
