第96章 神年(しんねん)
武彦「どうしてだああああああああ!!!!」
髪を振り乱し、形振り構わず猛攻を続けた
(映画カードキャプターさくらの敵キャラ、水の女の魔導士を想起させる取り乱しっぷりだった)
どごおっ!!!!!!
フィン「くっ
(このままじゃジリ貧だ!」
フィンクス「死なない範囲で受け止めろ!!」
リヴェリア「だがキリがないぞ!
フィンクス「それでも耐えろ!」
突入前…
ケイトの血を、ケイトの本体へ向かう鍵として使用し
武彦が創った異空間へ侵入することに決めた
入念に確認し合い、動いた
その前に…話し合ったこと、決めたことがある
フィンクス「いいか?話せるとしたら、聞く耳を持つとしたら…
ケイトだけだ
ウレイオスのことだ
必ず出そうとするはずだ
ウレイオスはただでさえ老いていて弱っているからな…そう長くは話せない
それぐらい疲弊は色濃いんだ
なんせ1兆5000億年も…あいつがいなくなってからは10万年分もの疲弊が溜まりに溜まってるからな
だからそちら(ケイト救出)を優先するはずだ
ウレイオスのことだ、その為にずっと眠って力を蓄えているはずだ
何時間でも何日でも時間を稼ぐしかない!
いいか?戦おうだなんて思うなよ?
そうなればより一層武彦の力は増す
そういうもの(深淵、戦闘型特有)なんだ」
それに皆は頷いた
ティオナ「わかった
只管防御だね!」
アイズ「うん…
必ず…取り戻す!」真剣
『ああ!!&おう!!』
そして今…
フィン(だが…
弱っていてこれか!!)ギリッ!!
これまでに無い途方も無い威力に歯噛みする
連れてきたメンバーは次期原初の神々全員
強い要望によりアイズ、ティオナ(椿から防具提供済み)
白の国からフィンクスが来ていた
総勢11人による救出劇だった
突入作戦を練っている時、こうも零された
フィンクス「今…アイツはやり場の無い感情や怒りに支配されている
救えるのは…
助け出せるのは…
ケイトだけだ
これは…アイツの心を救済する為の戦いでもあるんだ…
アイツは…必死に抗って、戦ってくれている
悲しませない為だけじゃない
俺達の中にも…日々が、思い出が、信頼があるんだ
だから……
止(と)めてやってくれ
一線を越えないように
今も頑張って戦っている…
誰よりも優しいあいつ(仲間)を」真剣