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Unlimited【ダンまち】

第96章 神年(しんねん)





彼女がどれだけ心を痛めていたかわかるか!!?
あなた達が笑っていられるようにと心を殺す声が聞こえないのか!!?
それを嘲笑うだけでなく殺してきたのは誰だ!!!?

それなのにっ…
大事…?(震え)

ふざけるのもいい加減にしろ——!!!!!!」

激昂が異空間に響き、無数に反響する


その日…

二日二晩に渡って…
ぶつかり合いは続くこととなる


その間に…消えた世界線をまとめ、二度と生まれないように定めを作り、定着化しようとしていた

癌の世界、半グロの世界…
それらを、癌一同と半グロの世界線として——


化身化は心の力…
心が折れない限り、尽きることは無いから

深淵とは、その力に使用条件を付けることにより、限局化させることで爆発的に威力を高めたものに過ぎないのだから


武彦「あなた達には渡さない!
彼女達が不幸になるだけだ!!
心が疲弊し切って死ぬまで追い詰めて!何が大切な方だ!!?

今回もそうだ!
消滅するまで笑ってたくせに何を言う!!?

苦労ばかりさせて
気も心も削らせて!
もうやめてくれだなんて言いもしない!!
彼女の希望に沿いさえすればいいと見向きもしない!!!

無理に笑う姿だなんて受け止めもしない!!
頑張ってくれているからそこに更に無理強いなんかさせたくない!
そう考える人だなんてことは…もうわかり切ったことだろう!!!!!」

どごおっ!!
武彦「失せろ…
二度と姿を見せるな!!!!!」怒号、憤怒の形相

怒涛の如く力をぶつけた


フィン「退(ど)かないよ…」
すくっ

アイズ「いやだ…
もう失いたくない!」

リヴェリア「削られ掛けたであって
今はもう、持ち直したはずだ」

武彦「だからそのまま放置か?
また繋がって消え掛けてる実情は全て無視か!!?
それがどれだけ苦しめていると思っている!!?

意識が繋がるだけでどれほどの疲弊を齎すか!
それはあなた達も分かっているはずだ!!
それを望むことも、そうしてでも守りたいと願うことも!
だからそのままにするだけか!!?
何もしないのか!!?

何もしないのに……
疲弊に指を咥えて見ているだけか!!!?

あなたが一体何を語ろうと言うんだ!!
忌々しい…(ギリッ!!)
苦しめることしかしてこなかった人達が!!!」

歯噛みし睨視する
痛切な叫びが喉を震わせ耳朶を木魂させる


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