第96章 神年(しんねん)
ケイト「えっと…でも、先輩で」おず
武彦「やめて下さい(真剣)
敬語もです」
ケイト「………
わかった…
気を付ける
ありがとう^^」
武彦「ふっ…いえ」微笑
ついでに…
Yes!上流階級!に関しては
空気を和ませようと思って、と言ったらリヴェリアから更に拳骨が飛んできて
正座したまま説教を浴び続ける地獄の時間が延びた
(フィンに流れるケイトの血、人格)
ケイト「所で…何日経ったんだ?
今の時間は?
何日経ったんだ?」
腰と肩を固定され、動けぬ中
辛うじて頭を持ち上げて目を見やった
武彦「……今は…
2026年1月28日22:56です」
ケイト「ええ!!?;
そんなに寝てたのか!!?」
武彦「はい…
しかし…
まだ、完全には治せていません
心の疲弊を」
ケイト「ここまで治れば十分だ!
それに…
実在化の件も心配だ」
武彦「大丈夫です
その点には影響の無いように痛め付けたので」
ケイト「待て!痛め付けたってなんだ!?
倒しただけじゃないのか!?」
武彦「今はもう…
論じている時間もありません
おやすみなさい」
そう垂れた布
右の衣手(袖先)を顔の前に翳された
と同時に、途方も無い眠気が襲ってきた
ケイト「待って…
お願い、まっ…(くら)
て……」左手を伸ばす
武彦「おやすみなさい」
ぱたり
武彦からの拱手を最後に、意識を手放した…
ベッド脇へ落ちる彼女の左手を
両手で優しく包み込み、布団の中へとしまった
そして…原初の始祖神
ケイトと初代を並べた後
ぎいいいいいっ
ばたん
ガチャリ
ベッドごと木箱の中に封じ込め
蓋を閉じ、南京錠の鍵を掛けた
良い夢を——
そう心中で祈る中
急な来訪者に向き直り、睨視した
2026年1月28日
23時になった瞬間のこと
武彦(たとえ全てを敵に回したとしても…あなたを守る
何を犠牲にしてでも…!)真剣睨視
木箱を小さくし袂の中へ入れた
すたすたすた
何も無い闇の異空間で十数人が歩み寄る
「返してくれ」
武彦「あなたのような方々には渡さない
あなた達は意に介していない筆頭に過ぎない
癌一同や半グロへチャンスを与えて
彼女にはチャンス一つ与えもしない!!
安らぎ一つでさえも!!!
出て行け——
あなた達に話すこと等何も無い!!!