第96章 神年(しんねん)
戦歴に関して…
戦いを仕掛けて仕掛けられて
手合わせという形で行っており
不殺のままずっと生きていると教わった
寝起きで、それも力を全て使い果たした状態で
軽く386垓人みんなをあしらっていたと…
全員力を合わせた合体技すらも……(遠い目)
ケイト「すげえ…」
武彦「みんなある程度倒した後なので」
ケイト「それでも凄いよ!
凄い」真剣
感心した面持ちの賞賛に
武彦「…//」苦笑
恥ずかしそうに目を伏せた
行っていたのは縁切り
ハサミで悪縁を厄ごと切るのだと
水の本質で縁を覗き見ることが出来るので
光の心で水の中を透過させ悪縁のみ察知して拾い上げて切るとのこと
糸切りバサミで
手で持つ部分全体に白い糸が巻き付けられたものだった
ケイト「その白い糸、光だね
綺麗に編んだな…凄い」
武彦「いえ」
ケイト「光の布、見たことあるけれど…
それ以上に緻密に編み込まれてる
丁寧に編んだんだなあ
すげえ…」すっかり見入っている
武彦「ふふっ^^//」
ケイト「?どうかしたの?」
武彦「いえ…
丸っきり同じ反応をするんだな、と」
ケイト「へ?」きょとん
武彦「以前のあなた…
初代様とも同じやり取りをしたんですよ」
ケイト「あー…そっか!
知らなかった」
武彦「記憶の引き継ぎは済ませたと聞きましたが…」
ケイト「忘れてた
ごめん^^;あはは」
がくうっ
ケイト「記憶があってもなくても必ず守るよ
みんなに幸せでいて欲しいから…
なったんだから
原初の始祖神に——!
たとえ…自分の全てが無くなったとしても……」真剣
初代と重なるその面持ちに
武彦はゾクリと背を悪寒が撫ぜた
ケイト「記憶があってもなくても大事な存在だ^^
思い出はこれからでも作っていける
大丈夫だ^^」
武彦「ふふっ…^^//
(変わらないなあ」くすぐったそうに顔を綻ばせ歪める
ケイト「あ…嫌ならごめんね?;
武彦「^^(ふるふる、頭を振る)
いえ…
光栄です」微笑
ケイト「ありがとう…(微笑)
私の為に…
初代の為に…
頑張ってくれて、ありがとう
どうか…無理、しないでね?」うと
武彦「はい…」微笑
そんなやり取りの後
疲れ果てた魂の心を癒やす為、流れ込んでくる穢れを減らす為
その実在化の為に再生まで削り掛ける原因となるそれらを切り進めていっていた
