第96章 神年(しんねん)
原初の始祖神の魂の心が限界であることに伴い目醒めた武神の一人
蘇りの際にも祈りを捧げてくれた
その後眠りにつき、原初の始祖神の窮地により起きた
ということか?
と尋ねると皆が皆一様に頷いて返した
フィンクス「疲れが完全に無くなるまで眠らせる気でいるはずだ」
『10万年前まではそこまで疲弊し切ってなかったもんなあ』
口々に呟く
フィンクス「だから聞いた訳だしな」
シャル「原初の始祖神の言葉ならなんでもね
ふふっ^^」
椿「あいつに弱点は無いのか?」
フィンクス「原初の始祖神だっての
だから戦おうとすんな」やれやれ嘆息
10万年前でのやり取り
ウレイオス「100万年も待たせたりは絶対しない
10万年以内に終わらせられるように頑張るから
待ってて…
ね?」微笑
武彦「…はい」こっくり
穏やかに笑って承諾してくれたそうな…
フィンクス「封印を解く為に力を全て使い果たした状態でこれだもんなあ」はあああっ←肩落とし溜息を深々と零す
フランクリン「呆れたような目を向けられたな
フィンクス「殺す気は更々無かったな」
フランクリン「まあ原初の始祖神が悲しむからな
あいつの行動原理は…原初の始祖神を守ることだ」
ベリアルに至っては
何が護衛頭だあああああ!と悔し泣きしていたらしい
麗華がよしよし、と頭を撫でて慰めていたと
護衛と戦闘は違うからな
若干、微妙に
とも付け加えられていて…
魂の心の疲弊、慢性疲労に伴い
再生の大元である魂の心が削られ掛けた
それに伴い、魂の死では無く、魂の心ごと消滅し掛けている
それをつぶさに感じ取り、危機に瀕した原初の始祖神の現状、窮地を察知し馳せ参じたという流れなのだという…
確かに…
長い袖口同士をくっつけて深々と頭を下げ、拱手(きょうしゅ)していたとは言え…
何か焦りを感じたような気がしていた
桔梗の式神の飛鳥に似ていたな
目の形や顔付き、体格は…
格好だけが異なり、足結の紐や帯の無い旧大和時代のもの(白い衣と太い褌(はかま))となっていた
髪の結い方が角髪で8の字型なのも違うかな?
フィン「しかし…協力と言ってもどういった内容で?」
フィンクス「お前なら場所はわかるだろ
それを提供して欲しい
それと知恵を貸して欲しい」
『なるほど
わかった』
すぐ握手を交わした