第96章 神年(しんねん)
フランクリン「死力を尽くした386垓人合体技でも一瞬で跳ね除けられたからな…」遠い目
原初の神々界『ほんとあれどうなってんだろうね…』遠い目
茫然自失といった様子のそれに、固まるばかりだった…;
武彦との戦いになる?
なったら負け確定事項となる
と、いうことが明かされた
実際の様子…
原初の神々界にて386垓人が
やられた人々も一切合切全てが立ち上がり
原初の滅神「これが最後のチャンスだ!!
原初の邪神「全部をぶち込め!!
原初の神々『うおおおおおおおおおおお!!!』
原初の神々界『シャイング・レイ!!!!』
ごおおおおおっ!!!
かっ!!!!
もう数か月は自由に満足に動けなくなるほどの死力を尽くしたそれは一塊の光刃となりて降り注ぐ
武彦「………」
ぺしん
合体技の完成を止めるでも無く静観し
着弾の瞬間、着ていた衣手の先の一振りだけで払われ
一瞬で塵となって合体技が光ごと全て消え去った
顔色一つ変えず…
そして止めも刺さずに背を向け、いずこかへと去っていった——
フィンクス「で…胎盤ごと持ってかれた
実在化には問題無いようにしとくから、そっちはお前等でやれってこった
だあーくっそおおおおおおおお!!!」頭を引っ掻き回しながら天を仰ぐ
『落ち着け
気持ちはわかるけど』肩を持つ
訪れた白の国の面々をよく見ると…
全身の所々が服ごと焦げ、ズタズタに引き裂かれていた
フィン「水を使っていたように見えたが…」
フランクリン「あいつの本質は水だ
流麗止水(りゅうれいしすい)
何も効かない防御壁(波風立たない)
心は光
一切如箭(いっさいじょぜん)
全てを焼き払う熱線(全て貫通する)
聞く耳を持たない奴じゃないんだがな…普段は」
『もう緊急事態だしね…』遠い目
リヴェリア「魂の心は限界ですと言っていたが…
あれはどういう意味だ?」
シャル「魂の心が削りの対象になり掛けたんだよ
今も微かに削られ掛けている
魂の心が癒やされていないからだと思われるんだけれど…」
『中々ね…』頭を振る
フィン「自分を削り文字通り身を粉にして守ってくれているのはわかる
実在化の一環だということも…
だが…心まで削るとは一体何が原因で…?」
『………』
シズク「疲れだよ」
『え?』
シャル「慢性疲労
それが原因の一つだ」