第96章 神年(しんねん)
神年2年
西暦2026年…
1月27日は…原初の始祖神が攫われた日として記された
以降、27は不吉な数字として割り振られることとなる
後世に渡って…
極東は大陸ごと消し飛んだはずだ…
だが…旧大和時代の格好だった
何か繋がりが…?
何かの遣いか?
血の半身のそれで探ろうとするも上手くいかず、妨害(ジャミング)されていることがすぐに分かった
敵の正体を看破しようにもそれが出来ないと来てる……
敵の動きが止まった
するり
降ろされると共に拘束されるのを感じる
自分の体のことのように探れる
それが助かるのだが…
何分意識が無いからかはっきりとしない
フィン「ケイト…無事で居てくれ」
リヴェリア「フィン…
お前の深淵の条件すら看破されるということはつまり…
私達以上の実力者だと言うことだ
原初の星々での時と同じようにな」
フィン「何が言いたい?」
リヴェリア「………
まずは情報を整理したらどうだ?
魂の心は限界ですと言っていた
つまり…再生に限界が来たのでは無いか?」
『……………』
フィン「それを癒やす目的で、か…」
『だがなんの為に?』各々の心中
リヴェリア「実在化を滞らせない為に
それしかあるまい(真剣)
全ての世界線を見たが…こんなこと(事例)は無かった」
搾取と浪費の関係…
それをよく思わぬ輩が、386垓人の内の誰かがそうしている可能性も……
フィンクス「極東の封印が解けた」
『!!』
フィン「その傷は…?!
一体何があった!!?」
フィンクス「うちの方も攫われたんだよ
あのおかっぱちびにな!」ずさっ←忌々しく胡座をかく
シズク「こちらだけじゃないよ
みんなそうみたい」
その姿は一様に全身がズタズタでボロボロだった
リヴェリア「極東の封印とはなんだ?
何が起きた?
災厄(7月9日)からもう半年は経過しているはずだ!」
フランクリン「起きたんだよ…
原初の始祖神の…守る為の神がな」
シャル「原初の始祖神防衛機構
あんまりにも強力でやり方が乱暴なタカ派だから封印された
少し厄介なものだよ
魂の心が限界になっていたのを察知して目醒めたんだ
ついさっき…日付が変わった瞬間にね」
フェイタン「不覚取たよ
原初の国々も原初の神々界も皆総出で戦たね」
『結果は惨敗』お手上げ