第96章 神年(しんねん)
配信者「教会の壁板
どこから取っても映るか読めるか検証したいと思います!」
という方がいたが…流石に神堂からは無理だろう;
と、思われたが……視界に入るようになっていたそうだ
裏表に掘ってその上で壁に埋め込んでいたらしい
厚さ40cmが色も姿形も絶え間無く変わり続ける光の粒が無数に反射する壁の中であり、壁板が見えない造り
5cm部分から透明なステンドグラスのような壁で覆われている為、どちらからでも読める結果となった
神堂全体の壁が、透明なステンドグラスの壁で囲われていた
常時光が無数に舞い込み、天候や月等時間帯によっても光の量が変わるという作り込み具合
つまり…
5cm(神堂側、透明な壁の中)
40cm(光の粒壁の中、見えない)
5cm(玄関ホール側、神堂出入口)
ということだろう
配信者「玄関ホールめちゃすご!!
何この絵!!描こうとしても描けないよ!!」
そう絶賛されていた
創世神話での出来事(天井)では
創世神の親が創世神を生み出し、無防備な状態で抱き締め、己が身を削り光を注ぎ込み
創世神は腕の中で何が何だかわからず戸惑った表情、それを闇が覆い全てが消えていく
二人の神を除き全てが真っ黒に、神々しい無数の光をも闇が呑み込み消していく光景が
身投げ(足元)では
原初の始祖神が涙ながらに手を伸ばし止めようとし
原初の滅神は瞑目しそれを肩ごと抱き締めて止める
その周囲で無数の光となって魂が散ってゆく光景が
(その数ピッタリ976垓人)
災厄(左側)では
原初の精霊が闇に覆い尽くされて穢れに苦しみ、助けを求めて手を伸ばし
無数の闇が散り、8人が清浄な光と共に原初の精霊へ手を伸ばす光景が
(闇=癌一同14垓人、光7垓5000京人、次期原初の神々8人と1000人は強烈な光)
蘇り(右側)では
原初の始祖神が力無く仰向けに横たわり目は虚ろなまま消え掛け
その姿に神々も人も涙して寄り添い、光を分け与える為に祈り
そのすぐ周囲で色とりどりの魂が光となって消えてゆく光景が
(その数ピッタリ9垓9930京人)
描かれている
前後の壁では
光の粒同士が煌めき合い、万華鏡のように姿形と色を変えては彩り続けている
まるで…人々の逢瀬を、その後の光景を指し示すかのように……常に絶え間無く動き続けていた
外の光、天候や時間帯等関係無く
