第96章 神年(しんねん)
神父「母体とは…
癌一同や半グロとは…
一体何だったのでしょうね……」嘆息
神堂出入口前で壁板を見上げて嘆くように呟く教会の神父
に対し
ケイト「母体は子供優先で渡すもの
だから必要なら出せるだけ全部渡しちまう
削ってでも…(遠くを睨視する)
守れるのなら……(真剣)
癌一同や半グロ等の犯罪者は
こちらがどれだけ削っても喪っても渡しても
見向きもクソもしない外道等ってことで!^^;」お手上げ苦笑
そのまま手を振って別れた
最後は満面の笑みで…
それに神父は笑って、頭を下げた
教会にて、教えとして残されている壁板に書かれた文面
————————————————————————————————
癌一同とは罪を罪とも思わぬ心の在り方
半グロとは癌一同を善とする心の在り方
どちらも邪悪な犯罪者なり
加担者(癌化)となり共犯者(半グロ化)となる闇をばら撒き、罹患させて回る病原菌なり
※母体はその病原菌から守り清浄なる存在を罹患させない為、己が身を削り己を除く全てへその命ある限り無限に再生しては、分け与え続けている
————————————————————————————————
その壁板は、癌一同を全て消す為の災厄、半グロを全て消す為の蘇りを経て、記載され遺された遺物として、教会の壁に大事に飾られている
デカデカと
大きさは縦80cm,横3m,厚さ50cm
厚さの内45cmほど壁に埋め込まれている
読点の部分で段落が分かれており(8行152文字、1行毎28文字)
1字につき10cm四方となっている、かつ、読む人に合わせ自動で知っている言語に翻訳される
教会屈指の名物となっており、前で記念撮影をする方が非常に多い
教会出入口から玄関ホール正面の神堂出入口の上部分、高さ3mの位置にあり、どこからでも読めるようになっている
なお、玄関ホールは8m四方、足元にも壁にも天井にも絵が描かれている
創世神話での出来事(天井)から始まり、身投げ(足元)に至りし時のこと、災厄(左側)、蘇り(右側)でのことも
前側と後ろ側の壁には光の粒が無数に反射する壁であり、絶えず姿形を変え色も変え、色とりどりの模様を創っている
原初の始祖神が涙ながらに手を伸ばし止めようとし
原初の滅神は瞑目しそれを抱き締めて止める光景
身投げの痛々しいそれに、踏むのも憚られたとか
