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Unlimited【ダンまち】

第96章 神年(しんねん)





青年(兵士)「……はいっ」ぐすっ

ケイト「お前にだって
今からでも出来ることはあるはずだ

な?」

市民(町娘)「は…はい

出来れば…こちらの品を、母の形見を、直して下さい!
お願いします!!」

ケイト「よし!
じゃあお前、それ受けろ!」
兵士「はいっ!!
済みません!」涙

ケイト「そんな泣くなって;」

そう仲介を買って出るそれに…

・未然に争いを防ぐ者
また新たに称号が付いた


住民同士でのことであり…
黒竜を追い払う為に攻撃をしていた時のことでもあり

乱戦に次ぐ乱戦に伴い、事故のようなもので、過失で壊してしまったことを気に病んでいたらしい

追い出すのがやっとだったとのことで……


山地は愚か大陸を地形ごと崩壊させるブレスを平気で何発も無限に乱射してくる黒竜が本気でやってたら、やる隙を与えてたら形見もクソもねえし、この町は元から更地になってたろうが
なんてツッコミは野暮である(ケイトは心中でじと目で零していた)


兵士が町の片隅でずっと泣いていた所を
ケイトは尻を蹴って、その母の形見を壊した場所に襟首掴んで引きずっていった

それから後、警察に突き出す気は無いとのことで


町娘「あの戦いの時…黒竜を追い払わなければ、私は確実に死んでいたでしょう
私達の為に戦ってくれて、ありがとうございます!」深々お辞儀

青年兵士「でも…
後で、大事にしていたものだと聞いて」
町娘「それでも…

(壊れたネックレスを両手で持ち、胸に押し当てる)
母の形見は、この胸にあります
私の日々に、身体に…きちんと残っていますから^^」

ケイト「…っ(じわっ)

………」ふいっ
涙ぐんだまま、顔を逸らしていた


町娘「ですからほら…泣かないで?
繊細な兵士さん^^//;」

兵士「いえ…済みませんっ
ありがとうっございます」
その場に跪いて泣き崩れる兵士に
町娘はハンカチを手に歩み寄り、笑って差し出した

それから兵士はネックレスを預かり、彫金師の下へ訪れ無事元に戻してもらえたそうです


それから…その二人は親しげに、親交を深め合っている様子が散見された



新たなる称号を手に入れました

・新たなる恋の芽吹き
・キューピット
・仲人
ケイト「はあ!!?;」たじっ!!

純朴な兵士と無邪気に笑う町娘の幸せそうな様子が、背景に収められていましたとさ


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