第96章 神年(しんねん)
フィン「ンー」
リヴェリア「どうした…顰めっ面をして」
フィン「いや…
僕ならなんの魔法になったのかな、と…
ふと思ってね?」
リヴェリア「なんだ、そんなことか…
それこそ…後悔先立たず、だ」溜息
フィン「はははっ^^;
そうだね…
その通りだ」
げんなりとした顔でケイトを見つめる2人であった…
その先には…
開拓をボール一本(一筋)で蹴りまくり
地形ごと開拓し、遺跡も何もかも掘り返し
当時のままに再現させるのも、必要な材料集めでサッカーボールでなんなり出来てしまっていた
採取でもなんでもありか…
そんな目で、キラキラとした目で幸せそうにはしゃぐケイトを尻目に…
コツコツと着実に上げ続けていた
とんでもない落差だ…(どよおおおおおん)
沈んだ空気、重々しい雰囲気
それらに流されないように気を付けながらも…
辛うじて、踏み止まり喰らいつき続けていた……
地道にやることこそが大事!!
継続こそ力なり!!
そう自身へ言い聞かせながら、黙々と進めていった
倍以上に差は開いてしまったけれど…
もうこの際気にしないことにした
ブチッ!
草を千切り、最後に完成したのが…
藁だった
笑笑笑笑
なんて言わないでもらえると有難いな(真っ黒、睨視)
藁だけに…なんてね?(苦笑嘆息)
僕達の分まで然りげ無く手伝ってくれていた
お蔭で速く終わった訳なのだが…
少し虚しい(しょぼーん)
ケイト「えっと…大丈夫?;」
フィン「ああ…大丈夫だよ
心以外はね」ふっ
寂しそうに笑う中、元気出して!と抱き締めて頬擦りし倒してくれた
リヴェリアも便乗していた
開墾も終わったし、後は種まきぐらいだね?
そう切り出すと、力強く頷き
ベヘモットを召喚し、みんなで一緒に種まきをしていた
とんでもない威力まで高まっているようにも見えた…
種は…普通のものなんだけどもね?
家の裏にある広大な土地、庭にて——
火がついた芽が生えたり、水を纏った実が出てきたり、雷を宿したサボテンが出てきたり…
とんでもないものが発生していた
サッカーボールは魔法であり、その土地にも影響を及ぼすのだとか…
その影響とは…属性を宿すことだった
つまり土地に宿った属性により、植えた種にも属性が宿り、品種が性質ごと変化したと?
という結論に至った