第96章 神年(しんねん)
原初の魚…バハムートは、世界清浄機構としての役割を担っていた
その一環で…強化され過ぎた結果、地下空間に新たな世界が出来てしまったということだった……
世界清浄機構
6078ページ参照
地下空間に新たな世界誕生
6086ページ参照
それだけじゃない……
仁の体が——変わった
かつての大罪人の姿を捨てるかのように——
光を纏えるようになり
常人であっても赤子であっても…自由に使えるようになった
その光は…
仁の想いだった
仁々の『想いの具現化』を示す
他者を思い遣り笑い合いたいと願う、真の想い、優しさが…
魔力等という概念等、物ともしない程に強力で…
魔法等という超常現象等、欠片も響かぬ程の頑強さを…
魔闘も何もかもをも超越する力を、自在に使えるようになった……
比類なき功績
5367ページ参照
魔力も、魔石も、マナメタルも…
世界中の何もかもが…
変容した瞬間だった
そして——その名残として名は残り、扱う為の技術として後世に渡るまで遺り続けた
それに伴い…
魔闘の呼び名のまま
魔力でも無い、想いの粒、清浄の光でそれ以上の強化が出来るようになった…
しかし……
威力が段違いに上がる代わりに、爆発しやすさも上がるので、更に強くなったがピーキーになったとも言える
魔法でも同様の現象があり…
今も地球上で、そこかしこで爆発が生じている…
魔法大国アルテナに至っては…
国全体が爆発四散し続けていた……(遠い目)
日付が変わった今もなお、それは続いている(説教時間5時間半、ケイトは抜け殻と化し数分後復活した)——
最早収拾の付かない事態に…
神国防衛隊が救助に向かい四苦八苦している様を見て…
力を送るぐらいしか出来ずにいた——
バハムートに、今後の身の振り方について尋ねてみると…
地下世界をまず知る必要がある
とのことだった
未知の生物、生態系が山程いる為
それに強く同意を示した
そして——冒険することとなる
生まれたばかりの世界
海、大地、空…
地下空間の中に空があるなんて不思議な話だが…
本当に今目の前で起きている
その中で…
疲れてかケイトがうたた寝をし出し
僕の肩へ頭を乗せて熟睡した
フィン「お疲れ様
頑張ったね」なでなで
微笑し頭を撫でる中、なんの反応も無かった