第96章 神年(しんねん)
実況「互いの健闘を称え合っています
しかしケイト選手微動だにも動きません」
恵土「もうやりたくないサッカー
少なくとも今日1日は休みたい」
レオナルド「お疲れ」ぽんぽん
年末に行われたその試合に…世界は熱狂した
試合後
恵土「私の技、0失点を破るの修也じゃなきゃ嫌だからね?
敗れるのなら、お前がいい
待ってる
何年でも
ずっと!」微笑
修也「ああ!(微笑し頷く)
直ぐ追いつく!」
恵土「^^
楽しみだ!//」にっこにこ
部活中にて、修也に言った
その心は…死ぬまで変わることは無かった
互角の名勝負を繰り広げ続けることとなる
そして…それは、息子にも引き継がれることとなる
一番の得意ポジションはGK
それ以外ではFW
次にMF、DF
なんでも卒無くこなす
そんな恵土に似て…威力はこちらにも似て、爆発的なものとなっていた
どちらにせよサッカー界でもそうでない人でも知らないものはいない、有名なサッカー選手として君臨していた——
話を戻そう
つまり…
あの魔導書売り場は…
本人の適性に一番合った魔法を発現させる魔導書だということだ
それを活かせるかそれとも殺すかは本人次第
ということになる
それらが明かされるのは…まだ少し先の話だった
ケイトによる、無限爆撃機(むげんばくげきき)——そう呼ばれることとなった
その意味は言わずもがな…
一瞬として絶えること無く、無限に爆撃が続く無限魔法としての異名である
ちなみに0失点侍の侍とは、代表的な必殺技が天雷で
それを斬撃にした天雷斬、天雷斬・十文字斬りが最たる決め技だったからだ
天雷とは
セーブ時、天から無数に雷を叩き落として左手で止める
蹴る時、天から無数の雷を左足の甲へ宿らせオーバーヘッドキックをする
十文字斬りの際は
天雷を左手に宿らせ斬撃にし、再度天雷で右手にも同様にし、十文字に斬り、空中でボールが止まり、それを左手でキャッチ
天雷を斬撃にして左足の甲に宿らせオーバーヘッドで地面へ蹴り、それに追い付き再度右足の甲でも同様に宿らせボレーキックを出す
その為…蹴り技も非常に強力である
あの時以降一度も止められることは無かった
恵土は当時勝ったらレオナルドに結婚式の親族席にもう一人の父として座って欲しいと頼むつもりでいたが、頼まれずとも来てくれた