第96章 神年(しんねん)
ちなみに僕達では装備することは不可能だった
棺ももう無く消滅していた
一種のイベントが起こったということなのだろうか…
ベヘモットは悪魔であり、初期の何もしてない状態でも倒せた(封印出来た)のは『指輪の破邪と退魔』の効果に伴いバフ効果(悪魔との戦闘時のみ身体能力向上)と悪魔からの攻撃無効によるものと思われる
一見自殺行為に見えたが
出来たのは、逃げずに殴り掛かれる勇気ある者、真の伝説の勇者様にしか果たせないものとログに明記されていた
身長は指輪を装備した者の身の丈から5倍近くあり、5m以上の大きさ(横幅3m,厚さ1.5m)を誇る
つまり、精霊が指輪を紛失し離れて探す訳にもいかず困り果てていた時
落とし物を届けに来た人がいれば装備させ、出来たら伝説の勇者様と認定される
棺に指輪が触れると解錠する仕組み
そして懐に飛び込んで斧を避けて指輪を装備した左拳で殴り掛かる際に、指輪が勇気を検知し、悪魔に触れた(殴った)瞬間に封印が発動する
という魔導具なのだそうな…
ケイト「落とし物は届けなきゃでしょ?
交番はどこかわかんないけど人に会ったら聞けると思ってて…
あれ?変?;
フィン「変と言うより…
2人『なんて不用心な;』
未だ震えが止まらずにいた
と言うのもこのゲーム…
ここで死んだら現実でも一定時間ログイン出来なくなる
それも重傷度に拘らず病気でも同様に…その深刻さによっては生涯ログイン出来なくなる人も出没している……
内容によっては…あまりのリアルさ、痛さや辛さに精神的に傷や障害を負うことになる者も一定数いるのだから当然だ
厳重注意をした後、魔導書を手に入れに僕等は移動した
リヴェリア「所で…
なんで真っ直ぐに移動したんだ?
家から直ぐ外は全て危険区域だぞ?
ケイト「ん?
真っ直ぐ行けばどこかに着く!!」キラン!!←拳を握り締める
フィン「ぶふおっ」失笑
リヴェリア「そのどこかが何故魔導書がある場所だと思う!!?;
ケイト「人に聞く!!
いつかは当たる!!いつかは!!
リヴェリア「当たらなかったらどこまで行くつもりだ!?;
ケイト「遥か地の果て海の果て!
千里の果てからどこまでも!!(ぐっ!にや)
リヴェリア「やめんかあ!!」すぱあっん!!←どこからかハリセンを取り出し頭を叩く
フィン「っ〜!!
っ〜!!」腹抱え爆笑
