第96章 神年(しんねん)
ベヘモット『では…いざ戦闘を!』斧を構える
2人『ちょっと待ったああああ!!;』真っ青
ケイト「ん?」首傾げ
ベヘモット『吾輩は最も強き獣
それに釣り合う主か否か!勝負!!』斧を振り上げる
ケイト「よっしゃわかった!←力強く頷く
かかってこおーい!!」拳を構える
フィン「ちょっ!ケイトおおおおおおおお!!;」断末魔
リヴェリア「待たんか馬鹿ものおおおおおおお!!;」手を伸ばす
テロップ『KO!!♪』
斧を振り被る中、僕の絶叫が木魂する
間髪入れず入るリヴェリアの叫び
それらに目を見やる暇など一瞬も無く
ケイトは斧を避けて懐に飛び込み、左拳を突き立てていた
次の瞬間、ベヘモットは爆散した
ケイト「あれ?どうしたの一体?」きょろ←辺りを見渡す
2人『……………;』
リヴェリア「そう言えば…付けていなかったな
その…銀の装飾の指輪は」
フィン「伝説の勇者様と言われていたが…
手に持っているそれは?」
ケイト「ああ、退魔の破邪(たいまのダイヤ)
指輪だからはめろって言われたんだ
それが何?」
フィン「どうやって手に?;」
ケイト「落ちてたの拾った
コケかけてさ
誰かの落とし物かなって思って
人に会えば聞けばいいと思って手に持ってたんだ
で、そのまま真っ直ぐに進んだら
棺とそれを封印している精霊さんが居て…
落とし主が精霊さんなのがわかって
そこで返そうとしたら「指にはめて下さい、お願いします」って言われたんだ
めっちゃ懇願に近い言い回しだったからさ…
はめることにしたんだよ
そしたら左手の人差し指に装備出来て、伝説の勇者様と言われて
その時に2人が来たって感じで…
あれ?どこか変だった?」
2人『がくうっ!)←腰が抜けたのか脱力して項垂れ膝から崩れ落ち、揃って手を地に付ける
……
心配させないでくれ…』真っ青震え
ケイト「……ん?」きょとん
結論…
ケイトはベヘモットを指輪に封印することに成功し
ベヘモットを従者にし、冒険でもなんでも手伝ってくれるようになった
ベヘモット『我が主よ…共に覇道を進もう!』
ケイト「いや…
出来たら家族になって、一緒に幸せになりたいな^^
元気で長生きしてよね?」微笑
ベヘモット『我が身に余る好意…感謝に堪えん』深々お辞儀
ケイト「……;
堅っ苦しいのは無しにしようぜ?;な?;」
