第96章 神年(しんねん)
ケイト「違うんです
魔法を使おうとしただけなんです
違うんです
魔法が出るかなって思ってね?
違うんです
違うんです…」
赤っ恥を晒したケイトは
穴があったら入りたいとばかりに
その場に蹲って土下座にも見える体勢で現実逃避をしていた
うん、ファイナルアンサーは無い←イナイレ世界ではフィンは豪炎寺修也だったので別段お咎め無し
ケイト「詠唱が違うのかなと
違うんです…」未だ体勢変えず
リヴェリア「落ち着け;
兎も角、魔力を伸ばすには…
ある行動を取る必要がある」
ケイト「?」顔を上げる
リヴェリア「今のままでは魔力は零だ
魔闘も身に付けてはいないのだからな
まずは…
魔導書を手に入れに行くぞ!」ぐっ!拳を握り締める
フィン「それは高値が過ぎるんじゃ?;
リヴェリア「知らないのか?
確かに現実では高いだろうが…
皆一度に限り入手することが出来る」
ケイト「………
やったああああ!!
よっしゃ手に入れに行くぞ〜!!」ぴゅうううううう
家の扉に手を掛けて外へ真っ直ぐ飛び出してゆく
リヴェリア「場所を知っているのか?あいつは…」
フィン「いや…全くもって知らないと思うよ?」
2人『……………』見つめ合ったまま硬直
リヴェリア「追うぞ!!」だっ!!
フィン「やれやれ(だっ!)
危険に巻き込まれてないといいけれど」苦笑
リヴェリア「フラグを立てるな!!」怒
結論…
早速巻き込まれていました
精霊『では伝説の勇者様…
この棺を手に』
ケイト「え?あ、はい?」恐る恐る手を乗せようとする
2人『ちょっと待ったああああああ!!!!;』
ケイト「え?」ぴとっ←乗せた
精霊『開放して下さりありがとうございます
←おどろおどろしいBGMが流れ出し、声も澄んだ女声からおどろおどろしい低い声色へと変わる
吾輩の名はベヘモット…
従順なる下僕(しもべ)にして最も強き獣』
2人『別のイベントが起きている!!?;』
ケイト「え?え?え?」きょろきょろ←頭が追い付いてない
ベヘモット『古(いにしえ)の盟約により、貴方を主従に置きたく存じます』
フィン「なんだ…」ほっ
リヴェリア「戦闘は起きないようだな」ふうっ
ケイト「しゅじゅうってなんだ?;」???←困惑
フィン「主と従者の関係になりたいという意味だよ」
ケイト「そっかあ
なら、はい、で」
