第95章 神(しん)
ここまで横柄にしてもなお…
壊れない世界、膜だから生じた事態ではないのかと論じられていた
TVでそれが流れる中…
ケイト「ヘックション!」
ケイトはくしゃみをしていた
癌一同や半グロに、弄ばれて死んでいったなんの罪も無い、なんの力も無い無辜な民達の慟哭…それらの想いを汲んでの処罰に——皆が皆、一様に喜んでいた
癌=癌化の闇=闇の墨汁
罪の欠片(液体)
癌の在り方とは、自らの罪を切り分けて人に植え付け操り人形にし、自らの手先=加担者=癌へと変異させる癌化を拡める傾向にある
半グロ=半グロ化の闇=闇の煙
罪の欠片(気体)
半グロの在り方とは、癌が善という認識を植え付けて同化=癌化しやすくし、癌が動きやすいように手助けする半グロ化=共犯者化を拡める傾向にある
闇の墨汁と闇の煙は、タバコで言うと主流煙と副流煙の関係にあり、闇の煙の方が毒性も親和性も同化の進行速度も異常に速くて著しく強い
つまりどちらも犯罪者として処理されることとなる
そして…半グロだった人達は、ケイトに命を分け与えた段階で闇の煙が消えた
あとで分かったことだが、その人達限定で表面だけであったことが証明された
つまり…身内に半グロ化され掛けていたが、今回の事態を受けて抜去されたということなのだろう……
で、また半グロが残っていれば元の木阿弥と化すので根絶させることとなった——というのが事の顛末だ
再生
不死鳥の核のようなもので、削りで無くなった水の本質を再生させる根源
火の心(原初の始祖神の魂の心)
木と一体化した火で、水を吸い強化する性質を持っている火とも言える
木が常に火の外周りにある為水に触れれば触れるほど木は強化される、木が強化されるほど火は強化されるという成り立ち
常に魂の心(核、片手の小指の先から第一関節までの大きさ)を除く全てが削られることで闇の墨汁と闇の煙との同化=癌化と半グロ化を防ぎ浄化、己を除く全ての実在化をしている
が
再生時に闇の煙や闇の墨汁が紛れ込むことで、その部位のみ再生出来ない事態が起こる
それを再生不順と呼んでおり、深刻化すると魂と霊体のみに拘らず命にまで関わる
己を除く全てに効力を発揮するのであって、己へは皆無(常時無防備状態)
その為
施術
補修
回復
という役割が生まれた
護衛頭(穢れを寄せ付けない役割)もその時に
