第93章 深淵(しんえん)
フィン「それは…
ケイト「でも
デマオン「死に掛けは黙ってろ!
死ぬ五秒前の存在が!!!」稲妻スパーク
ケイト「すみません…;」
食事が合わない件については聞いていた
その為、神域を用意した
しかし…それでもなお足りていなかった
他人の咎、罪…犯せば犯す分だけ削りは増す
それに伴い実在化に必要な分が増え、その分衰えた
それを理解した上で、大事に出来る人達のみで囲ったはずだ…
しかし……それでも足りていなかった
ケイト「ベリアルとは仲いいの?」
デマオン「……あいつ…
この前も美味い料理を横からかっさらいおって…!!」わなわな怒り震え
ケイト「さらに美味しいものもらった?」
デマオン「……もらった
あいつめ、貴様にはできまいだの…!
目にもの見せてくれるわ!!」かっ!!
ケイト「仲いいんだね」微笑
デマオン「………←無言の否定
普通だ!!」
ケイト「仲いいじゃん
『しー!』
フィン「めっ
ケイト「ごめん;」
デマオン「私の下へ辿り着いた時には
もう死ぬ寸前、それでも奮い立たせながら死に物狂いで立ち向かってきた
私の魔法も何も効かず、お互いに互いへの決め手も無いまま……虫の息で……
神聖なものでも提供できるのか?
育てさせることができるのか?
どれだけ食べても神の力など回復などせんわ!!
衰える一方ではないか!
邪(じゃ)なる環境でどうする!?
どう保護する!!?
死なせるか神域へ移動させなければ死ぬのにどうするつもりだ!!?
ええ!!?」
それに押し黙る中…
ケイト「ほおほお
大変だなあ
デマオン「お前のことだろうが!!!!!」憤怒
ノアール「ケイトはもう口を挟まないで;
話がこじれる」
ケイト「すみません…;」
霊体が粉々、魂にヒビ
それらの状況は、どの世界でも同じらしい
神域にいてもこれなのだから…きっと……
それを回復させるものが必要…
しかし…デマオンが統治する魔界という星には在って、地球には無い
魔界星を探してみたが…見つからなかった
それもそのはず…こちらの世界のデマオンは化身化も出来る為原初の神々界におり、この世にはいなかった
至急、必要に駆られた訳だが…どれだけ神の力を送っても回復したりはしなかった
白の国の人達がした施術は……命や自我や記憶を0ではない程度、軽度に消費したという
