第74章 融和
ギリシャ語で無敵、不屈の精神という意味だ
『誓い』の証として――
神水シグマ…
魔槍アダマス…
それらは、神国における建国神話において、欠かせない神器とされた――
それは、後に明かされることになる…
そんな気がする――
これが、予知なのだろうか…
ケイト「ごめんね…色々と負担掛けちゃって」項垂れる
ぽんぽん←頭の上に手を乗せ叩く
フィン「生きている間はそういうものだよ
それとしつこい」
ケイト「あう;(ぐさり)
……そっか…(遠くを見る)
そういうものか…」
フィン「そうさ」
ぽんぽん←肩に手を添え叩く
ケイト「あ、ひいてるよ」
フィン「ああ」
すっ
ぱしゃっ
ケイト「ありがとう」
フィン「?何で礼を言うんだい?」
ケイト「ん?
うーん…助かったから?」
フィン「?
ふふっ^^
変なの」くすくす
ケイト「いや…
見えてきたんだ
私のしたいことと…これからやるべきことが、さ…」
フィン「へえ…一体何だい?是非とも聞きたいね」微笑
ケイト「……
出来ることなら…哀しみを減らしてやりたい
でも…だからこそ、美しいんだ
もし無くなれば…
きっと、色褪せたつまらないものになってしまう
だから…無くすんじゃなくて、『生きる力』になれる手助けをしてやりたいよ」
フィン「はっはっはっはっはっ^^」
ケイト「?」
フィン「いや、済まない^^
君が…えらく、大層な夢を語るものでね
嫌に、自分がちっぽけに見えたのさ」苦笑
ケイト「出来るかな…?」遠くの空を見上げる
フィン「出来るさ(微笑)
事実、君は…僕を変えてみせたのだから」ケイトへ目を細めながら微笑み掛ける
ケイト「瞠目)…
…(ふっ)
ありがとう(微笑)
この世にいる限り、無くなることなんてない…
哀しみも、怒りも、何もかも…
無くならないから…この世なんだ
美しさであり、尊さであり…欠かしてはならない大事なものだと思う(微笑)
だからこそ―――あの世では得られない学びを、ここで得られる…
時にぶつかり、泣き、怒り、互いを、己を知り、学び、次へ――
だから…生きる価値がある、誰にも等しく、誰もが――」
フィン「ふふっ^^
違いない^^」
ケイト「だから…皆を欠かさず守りたいよ(微笑)
誰に、何と言われようと――」真剣