第74章 融和
『!!?;
フィン「馬鹿なことを言うな!!!!」』
全員、同じ言葉を吐き掛けていた
フィン「どうするかを決めるのはいつだって自分だ!
誰のせいでもない!!
今回のことは、彼自身の不始末が、彼に及んだだけの話だ!!!
手段を考える時点から、皆にとってよりよい選択を選ばなかった
彼自身の自業自得、本末転倒でしかない!!
君がどうしてそんなにまで責任を抱え込む必要がある!!?」
ケイト「でも…だって;
ちゃんと、教えて、でも
フィン「だとしてもだ!!
選ぶのは彼自身だ!!!!
ベル・クラネルが!!自分で選んだことだ!!!!
自惚れるな!!
君に出来ることなんてたかが知れている!!!
もしそうなら!何とでも出来るのなら!!
最初から実母を死なせなかった!姉も死なさなかった!!
ヴェルフィンもオリヴァもシルキーも皆そうだ!!!
強くなったから、守れる気でもいたのか!!!?」
ケイト「違う!!!」
フィン「そうだろう…?
助かって欲しかった…
それだけなんだろう?」
ケイト「そーだよ
そうだよっ!;
でも…」
フィン「仕方ないんだ…
避けられないものなんだ……
もう、戻れないんだよ」
ケイト「ひっ;;えっ;;」
肩を震わせ、泣きじゃくる…
フィン「ごめん…
済まない…
だが…敢えて、言わせてもらうよ?
生きていることが…そんなに大事か?
同じ時を、世界を、共に過ごすことが、そんなに大事か?
確かに記憶は消えるだろう
だが、学びまでは消えない
…はずだ」ちらっ←始祖神様を見やる
始祖神「…」こっくり←黙って頷く
フィン「それって…
同じじゃないか?
死んだ、大事な誰かを、背負って生きていくことと」
ケイト「……う、ん;」ぐすっ
フィン「命に無理をさせて弄ぶものでもない
もう、いい加減…懲りたろう?
踏ん切りを付ける時だ」
ケイト「それでも…最低限で、あって欲しいよ」
フィン「ああ、それでいい
でも、癌だけは別だ
いいかい?
出来るものだと思うんじゃない、同じ命として同列に扱うんじゃない
割り切るんだ」
ケイト「…うん;」ぐすっ
ラーニェ「確かにウィーネは巻き込まれただけだ…
…そこまで気に病むものじゃない
死ぬべくして死んだんだ
わかれとは言わない…だが、死ぬなんて言うな」