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【BLEACH】

第66章 千年血戦篇弍


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「喜助さん、現世から連絡がありました。こちらに向かってもらえるそうです。」
「そろそろ黒崎サンも到着する頃でしょう。敵さんも間もなく大きな動きを見せるはず。アタシはその時に備えて、総本部隊舎へ向かいます。黒崎サンたちを回収する必要がありますからね。」

霊王宮からここまでの障壁を破られている、この好機を敵陣は逃さないだろう。もし、上へと侵攻するなら今しかない。

「では、技術開発局の者を使いに出します!」
「アタシが行きます。敵さんの戦力を考えると、その方がいいでしょう。」
「そう言って戻って来ない、なんてのはもうやめてくださいよ」
「あはは、しませんよ、もうそんなこと。」

阿近サンに向き合って頭を下げた。

「まぁ、あの時のドタバタに比べたら、今の方がマシですよ」
「い〜やぁ、それは言い過ぎじゃ無いっスか?」
「……こっちのことはやっておくんで、さっさと迎えに行ってください。」

自分が不在の間にやっておいて欲しいことを指示して、部屋を出ようとした。

「浦原さん!お待ちください!」

技術開発局の久南ニコサンが走ってきた。

「指示はしてあっただろ、作業に戻れ」

阿近サンが声を発したその刹那

‐特殊な霊圧信号を感じた。これを最後に感じたのは、自分がここで隊長をしていた時の頃 ー

「一番隊、佐伯ポインティ隊長の霊圧が低下しています。」

そうだこの霊圧信号は、彼女に渡した髪飾り……今となっては羽織留めとなっている『霊圧低下報知器』の信号だ。

「なんだと……?それは確かなのか?」
「佐伯隊長は主戦力と思しき滅却師と23分間の戦闘を続けています。応援に行かれるのならば」
「場所は?」
「総本部隊舎区画です。」
「少しだけ寄り道してきます。……なに、計画には差し支えないようにはしますよ。」

一目散に彼女の不安定な霊圧を感じて飛び出した。

「あっちょっと待ってください!」
「いや、あの人は、彼女のことになったら耳を貸しやしねぇよ。」
「そんなぁ!」
「大丈夫、霊圧は完全には消えていない。きっとなんとかしてくるはずだ。俺たちはやるべきことをやろう。」

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