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【BLEACH】

第66章 千年血戦篇弍



「おれは 死ぬのか、」

体の先端部分から灰になっていく。それを見届けて刀を鞘に収めた。

「……あの言葉は呪いね。ヒトの形の敵を斬るのは躊躇ってしまう」

藍染惣右介に言われた『人の形をしたものを斬る事ができない』といった旨の言葉、あれは呪いとなっている。

大きく呼吸をして、通信機を握った

『こちら、一番隊 鏡山レンです』
「隊舎は無事?」
『はい、物理的な被害は多少ありますが、侵食はありません。』
「隊舎に残っている席官、待機の死神は?」
『東雲四席、涼風五席、そして僕、鏡山レンがいます。東雲四席の補佐として彼の直近部下2名、情報技術課計17名、回復班の5名と元四番隊2名、鬼道班2名が残っている状態です。』
「一番隊の現状はどんな感じ?」
『建物の被害は先程も述べたように侵食はありません。衝撃波等による窓ガラスの破損等はあります。ただ今、20人の負傷者を救護中です。……3名の死者が出ています。』

今も尚、数々の霊圧が消えていく。まるでアリの巣を踏み潰されたかのように。

「わかりました。私は戻った方がいいですか」
『東雲っす。こちらはなんとか足りています。隊長はもっとやべぇところに手を貸しにいってください』
「そうします。レン、救護は間に合ってる?」
『大怪我をしている者もいますので、救護詰所へ搬送したいところですが、安全に彼らを運ぶ術がないので……。』
「鏡は?」
『四番隊で使ってる医療器具も反射するものであれば代用可能です。しかしながら』
「医療器具からは危険ね。わかったわ、鏡、四番隊に設置してくる。あと、要所にも鏡を置いておこうかしら。」
『助かります。……が、今そんなに鏡を持っていますか?』
「ない」
『しばしお待ちを……隊長は四番隊へ向かってください。』


私は先程の負傷者達に会いに行った。


「佐伯隊長!」
「よかった、生きてたのね」
「何とか、凌いでいます」
「レン、彼らを一番隊で手当してもらえる?」
『はい!かしこまりました。ついでに、鏡山術式をかけている鏡……割ったものですけど、これなら小さなサイズでも干渉可能です。散りばめておいてください!』

手鏡から巾着袋が出てきた。

「ありがとう、彼らをお願いね」

その手鏡に彼らを写すと消えていった。


「虎徹勇音さんの霊圧……でいいのかしら」

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