第44章 帝光祭について
試験結果が順次返された。赤司は過去の通り学年1位を取り、しっかり苗字も学年2位を緑間は3位マークしていた
他の面々は昔より順位が上がっていたが、成績が良くなったからと言って未来が変わるわけでもない
そんな試験返却も落ち着いた午後最後の授業、席替え以来のLHRの時間に今日もやる気無さそうな担任が教壇に立つ
「今日の議題は来月行われる帝光祭で何を行うかだ。あー…赤司、頼む」
「はい」
説明すら赤司に頼むのか心の中でそうツッコミが入ったが、あの担任が説明するより間違いなく要点を押さえて説明してくれる気がすると意見が一致し黙っておくことにした
書くのが難しい黒板に赤司は「帝光祭について」という議題を綺麗な字で書き、この時間について説明を始める
「みんな知っていると思うが、帝光では創立記念日に合わせて学園祭を開催している
それに向けてクラスでの出しものを何にするか決めたい。意見があったら出してくれるか」
「やっぱ飲食店やりたくない?!」
「可愛い衣装着たいよねー!!」
「飲食店は上級生優先だそうだ。家庭科室もくじ引きのため当たらなければ練り直しとなる」
「なんだよめんどくせーな」
「じゃあ何やる?迷路とか?」
「準備大変じゃん」
「えーでも楽しそうだよねー!」
ガヤガヤと色んな意見が飛び交うが統一性がない
だが赤司、というよりカラフルな頭たちは既に何がやりたいか決まっているため、誰かが劇と言い出すのを待っている
やる気の無さそうな担任は当日にも忙しいものはやりたくないと考えており、忙しそうなものばかり出るのを見て嫌そうな顔をしていた