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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第43章 席替え





『征十郎もあたしの隣飽きちゃったんじゃない?』

「それは名前が飽きてると言うことかな」

『飽きてはないよ。新鮮味はないけど』

「…まあ、そうだね」

『でもそれ以上に征十郎だと安心するかな』


まだ入学して1ヶ月だから知っている人が隣に来れば安心する

理由も意図も分かっているが彼女からの言葉が嬉しくて、笑顔がこぼれそうになってしまうのを何とか抑えた


「オレも名前が隣で良かったよ」

『征十郎からしたら別に誰でも良くない?』

「1番話しやすいじゃないか」

『付き合い長いからでしょ。これから先もっと話しやすい人現れるよ』

「…そうは思えないんだけどね」

『でも小学生の頃から女子と喋らなかったし、それがもし女の人だったらどんな子か気になるかもね』


隣りを歩く苗字の表情を見るが、笑っているので何を考えているのか分からない


「…名前以上の人は見つからない気がするけどね」

『まだ12年しか生きてないんだよ!これからだって』


そうだこうやってたまに突き放されるようなことを言われていたから、当時踏み切れなかったんだと思い出す

彼女の言うことは間違っていない。否定することもないので「そうだね」とだけ思ってもいない返事をした








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