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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第43章 席替え





練習終了後、試験の後の練習だったため帰る人が多く見られたが、彼らは颯爽と帰宅した灰崎を除き3対2で戦い始め途中途中違う先輩を交えて3対3でゲームをしていたりしている

そんな彼らを元気だなあと片づけを終えた苗字が見ていると、隣にまだそこまで喋ったことのない人物がやってきた


「よう」

『虹村先輩』

「席替えしたんだってな」

『情報が早いですね?』

「部室であいつらが騒いでた。特に黄瀬が」

『想像通りです』


苗字の脳裏で「名前っちの隣が良かったー!!」と騒ぐ黄瀬の様子が思い浮かぶ。そうは言ってなかったがあながち間違いではない

青峰からボールを奪おうとする彼を見ながら笑っている彼女とまだあまり話が出来ていない虹村が必死に話題を探し、当たり障りない質問を苗字に投げかける


「1軍のマネージャー、しんどくねえか」

『大変ですけど…やりがいはありますよ』

「そうか」


何の審査に掛けられているんだとドキドキする苗字と、ひたすら話題を探す虹村の会話が途切れる

視線の先で赤司が行っていたドリブルを止めて何かを指示し、ミニゲームを続けていた

先輩すらも思わず素直にアドバイスを聞いてしまう温厚さと、1つ下とは思えないほどの貫禄と視野の広さ、今は中身が大人とは言え、当時も思っていた言葉が口から洩れる


「お前らの代は、赤司が主将になるんだろうな」

『副主将も似合うと思いますけどね、あの中なら征十郎に引っ張ってもらわないと』

「苗字が引っ張ってもいいんじゃね?」

『男子バスケットボール部なのになぜ』


実際監督になりバラバラになりかけた彼らを繋げたのは苗字である

ただこの世界だったら中身が大人で来ていて、過去のことは乗り越えているため、彼女は監督にならずマネージャーのまま終える可能性の方が高い

だが実際そこまでこの世界に居たいかと言われると微妙なところだとらしくないことを考えていると「すみません」とどこからか声がかかる







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