第26章 友達の家の匂いって結構ずっと覚えてる
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『ねぇ、』
銀時「…おわっ!」
覗き込んださくらと目が合い、少し後ずさる。
あぶねっ、今サラッと回想シーンに飛んでたよね俺。
どっかに行っちゃってたよね、俺。
くっそ駄作者め…
毎度毎度良いようにこき使いやがってふざけんじゃねェぞ。
(天の声 : いつもありがと♪)
銀時「うるっせ!!!!変な絵文字使ってんじゃねェ腹立つ!!!!」
『え、なに?』
眉間に皺を寄せ、訝しむような目をするさくら。
銀時「あ?いや、なんでもねェよ。それよりなんかさっき言いかけなかったか?」
『え?あー、えっとね…私、この世界を出る前に私がいた痕跡はできるだけ消していったんだけどさ』
銀時「おー」
『どうやって思い出したのかなって思って』
銀時「ほぉ」
『ほぉ?』
さて、どうすっかな。
この掻い摘んでも6ページかかった回想シーンをもう一回喋るのは正直面倒くせェ。
しかもアレを本人に面と向かって言うのはなんかちょっと…ねェ?
大の大人がそんな…ねェ?
銀時「いや、まぁお前がいない間に色々あってな」
『えー、その色々が知りたいんだけど』
銀時「うるせェ!色々は色々だろーが!」
『何で突然怒るのよ!』
銀時「…何聞いても、後悔するんじゃねェぞ」
『…うん』
銀時「あれは、お前がいなくなって数週間経った頃」
『…』
銀時「俺達は唐突にお前の存在を思い出した。周りのヤツらに聞いてみても皆お前を忘れちまってた。これはおかしい。このかぶき町で何かが起こっているに違いねェ。そう睨んだ俺達は、事件解決の為、日毎夜毎調査に明け暮れた」
『…』
銀時「しばらくして俺達はある人物に出会った。この事件を解決できるある物を持っている人物だった。俺達はそいつを得るため、その人の元で身を粉にして働いた」
『“ある物”?』
銀時「ああ。そして遂に、俺達は“ある物”をその人物から譲り受けた」
『それって…もしかしてタイm』
銀時「それがコレだ!!!!」
立ち上がり、右手を頭上へ。
左手は腰に添え、左右の足はクロスさせた。
そのまま大きく息を吸って、叫ぶ。
銀時「ヘブン○ドアァーッ!」
『じゃねェだろォォォオォ!』
to be continued...