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死のゲーム

第2章 再会。


「俺は白雲遥。一緒の名字だけど、まぁ、好きに呼んで。」
「うん。よろしくね。」
同じ名字の人なんて初めて見た。珍しい訳ではないけど、そんなに多い名字ではないと思う。とりあえず、隣の席が優しそうな人でよかった。安堵の息をつくと後ろから肩をつつかれた。
「花!久しぶり、よろしくね。」
「あの・・・、もしかして葵?」
「もしかしなくてもそうだよー!これからは毎日花に会えるね!」
「そうだね。」
葵と会うのは小学生以来だけど、昔よりもちょっと、いやかなり明るくなってる。遥くんと葵。この二人が居るならしばらくは平和に過ごせそう。
「あ、やっぱりあの白雲だ。」
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