第22章 楽しい1日…
あおいside
あの二人今頃なにしてるんだろ。
いちゃいちゃしてんのかな。
それに比べて私たちは…
み「ねぇあおい、俺さ、本気でさらを好きではなかったかもしれない。」
「えっ?」
み「もしかしたら本当に好きだったのはあおいかもね。」
笑いながら言うみつるの姿に今まで溜めてた涙が一気に出てきた。
「うっ…」
み「ど、どうしたの!?」
「だって…だって…そんな嬉しいこと言ってくれて…今まで好きでいて良かったって改めて思って。
けどまだ実感湧かなくて…それにみつるは留学しちゃうし…もう好きすぎてよくわからないよ…」
その瞬間
私はみつるに肩を押されて観覧車の中で壁ドン状態…
「み、みつる…どうしたn」
ちゅ…
えっ。
これってキキキ…
キス!?
み「そんな可愛い顔で嬉しいこと言われたら俺死んじゃう。」
「えー!?」
み「俺留学終わって日本戻ってきたら一番に会いに行くよ。
それでお前にプロポーズする。」笑
なんて嬉しいことを…
「うん…待ってる…ずっと待ってるよ。」
止まっていた涙がまた出てきた。