第22章 楽しい1日…
凛「よく聞け。俺はこれからお前の真実を話す。信じないかもだけど本当だから。」
本当のこと…真実…
私は覚悟を決めて頷いた…
凛「お前が小さい時ここの遊園地に家族できた。そしてジェットコースターに乗っていたらいきなりジェットコースターが止まったんだ。まぁ急停止ってするやつ?」
あっ。頭が痛い。なんか私の記憶にある気がするけど思い出せない。
凛「そしたらお前は小さかったから飛ばされどうになったんだ。」
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思い出した。全てのこと。その後私はどうなったのか。
「そして記憶を失い病院に運ばれた。記憶喪失。」
凛「まさかお前、思い出したのか?」
「うん。全て。わかったよ。ジェットコースター嫌いが。」
凛「そっか。でも無理に思い出さなくていいよ。それにジェットコースター乗りたくなければ乗らなくていいよ。無理しないほうがいい。」
「ありがと。」
私の記憶が戻った瞬間、あおいたちが帰ってきた。
あ「ごめんね、さら。無理やり…」
「うんうん!いいの。私も断んないのが悪いんだし。」
み「次は無理すんなよ。」
「ありがとうみんな。ごめんね、迷惑かけて。けど乗ってみたい。そして卒業する。ジェットコースター嫌いを。」
凛「えーーーーーー!大丈夫なのか?」
「うん。けど正直心配。けどいつまでたってもこんなんじゃダメな気がする。だから頑張る。」
み「それがさららしいよ。」
あ「私はいつでも協力するよ!」
「ありがとう。じゃあ乗りに行こう。」
みんな「うん!」
こうして私たちはジェットコースター乗り場に向かった。