第20章 壊れかける心
セ「あなたには凛は渡さない!」
私も黙ってるだけじゃダメだ。
こっちだって負けない!
「私の方が凛を好き!ちっさい時からずっーーーーーと!きっとこの気持ちはセレナちゃんにだって負けない!」
セ「なんなのよ、あんた!絶対許せない!」
彼女が私を叩こうとした時、
私の前には凛が立っていた。
凛「三神、お前の気持ちはよくわかった。それにさらには言ってなかったけど、俺は確かに小学校の時、三神を好きだった。
けど今は違う。俺はさらがいつも近くにいたから気づいてなかった。でもさらのこと好きっていうやつが現れて、
ようやく自分の気持ちに気づいた。
だからごめん。三神。気持ちは嬉しい。けど俺はさらしか好きになれないんだよ。」