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呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第15章 交流会


だがすぐに痛みを感じて、術式を解いた。
足に焼けるような激痛が走る。
足辺りの影に何か、物凄い勢いの物が当たった感じ。
地面を見ると、銃弾がめり込んでいた。

――これ、真衣の術式だっけ……。
しゃがみ込み、恵たちの方に目を向ける。
だが目の前が真っ黒になって、頬に衝撃が走る。

地面に倒れて見上げると、加茂さんの弓が振り下ろされた。
足を怪我したせいで、咄嗟に動けない。
――怪我させないようにって、言ってたじゃん……。

「すまない。君の術式は面倒なんでね」

「千景ッ!」

項を殴られ、意識が落ちそうになる。
必死に耐えていると、恵と加茂さんは移動しながら戦っていた。

なんとか立ち上がろとするも、腕に力が入らず、もう少し休むことにした。

足は血が出ていない。
地面に転がっている銃弾をよく見てみると、ゴム弾だった。
それでも、痛すぎる。

恵たちはここから離れていってしまったようだ。
――もっと、体術鍛えないと……。
それだけじゃないけど。
目の前のものだけに集中しないようにしなきゃ。

身体に力を入れて、なんとか起き上がる。
恵の残穢を辿って、建物の中に入った。

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