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呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第11章 白の温もり


すぐ目の前に憂太の手が見える。
顔の横に手をついた憂太は、覆い被さるように上体を落とし、耳元で囁く。

「千景、好きだよ。気持ちよくしてあげる」

そう言った憂太は上体を起こし、背中を撫でた。

――えっちなことするのかな?
憂太に、いっぱい触れられたい。

もどかしく背中に指を滑らせ、肩まで上がっていく。
グッと親指を首の下に押し込み、グリグリと捏ねて、その後に軽く撫でる。

項も軽く指を押し込みながら滑らせ、背骨を撫でながら落ちていく。
項に温かい感触とリップ音。

そのまま憂太は、手の平や指で背中を押したり撫でたりしながらキスを続けた。
――マッサージと愛撫の間を行き来されてるみたい。

「ッ、ぁ……憂太、どっちかにして……おかしくなっちゃう……」

「ん?どっちかって?……気持ちいい?感じちゃってるね。可愛い声が聞こえてくるよ」

背骨の横を指で撫で上げ、別の指が体重で潰された膨らみを掠める。
今度は腰まで下りて、また首まで戻る。
それを繰り返していた。

「これ、取ってもいい?引っ掛かって、気になる」

ホックに指をかけて聞かれたので、頷いた。
裾から入り込んだ手が、背中を撫でながらホックに辿り着く。
パチッと締め付けがなくなると、少しストラップを肩から落としながら、脇に寄せた。

結局、服を脱がされて、背中のマッサージは続けられた。
たまに、指の動きが怪しい時がある。
触れるか触れないかで指を滑らせ、感度を上げられた。

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