【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/乙骨×主(五/直/伏)
第4章 任務-3
けれど、
呪力がほとんど感じられなかった。
伏黒「まずは蘆屋先生を連れて、この場を離脱する・・・!」
虎杖「なっ、けど、あの土地神……!」
その瞬間。
吹き抜け奥で、轟音が炸裂する。
里香の咆哮。
吹き飛ぶ根。
崩れ落ちる天井。
圧倒的な呪力が、空間そのものを揺らしていた。
伏黒は一瞬だけそちらへ視線を向ける。
そして。
伏黒「アレは、乙骨先輩一人で十分だ!まずは、蘆屋先生だ!」
迷いのない声。
次の瞬間。
ズ ン――――!!
乙骨の斬撃が、吹き抜けを縦に裂いた。
土地神の絶叫が響く。
虎杖「……っ」
伏黒「今のお前じゃ足手まといになる!!!」
虎杖「ぐ……」
悔しそうに歯を食いしばる。
だが。
背中で気を失っている蘆屋の重みが、現実を突きつけていた。
伏黒「行くぞ!!!」
虎杖は一瞬だけ振り返る。
瓦礫の向こう。
圧倒的な呪力の中心で、乙骨が静かに刀を構えていた。
伏黒「玉犬ッ!!!!!」
影から現れた玉犬が先行する。
そのまま二人は、崩れた通路へ駆け出した。
乙骨「いい判断だよ。・・・・頼んだよ。」
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