第11章 出港★
「……っ、あ、……ん、っ!」
せり上がる熱に、みかの声が漏れる
サンジはそれを塞ぐように、何度も執拗に唇を重ねた
重い、肉のぶつかる音。
逃げ場のないソファが、二人の重みで軋む。
「……っ、は、……サンジっ……! あ、っ……怖い……」
初めての快楽に翻弄され、零れ落ちた本音。
サンジは腰を動かす手を緩めず、耳元で低く、熱を含んだ声を響かせた。
「……大丈夫だ。俺が、……ずっと抱いててやるから」
震える肩を宥めるような、掠れた声
答えられない彼女をさらに深く奪うように、彼は激しく、容赦なく突き上げる。
「あ、っ……ぁ! ん、……んんっ!」
あまりの刺激に、みかの思考が白く弾ける
返事もできないまま
身体が小刻みに震え、無意識のうちに何度も小さな絶頂を繰り返した
「……ッ、……そんな顔すんな。……可愛すぎて、おかしくなりそうだ……」
一点を貫くような衝撃
サンジの腕に力がこもり、彼女のすべてを押し潰すように強く抱きしめた。
「……つ、みか…!」
サンジが耐えきれないように名を呼び、そのすべてを彼女へと吐き出す。
「……、……ッ、ふ……!」
激しい震え。
解かれたシャツの隙間、みかの白い胸元には、彼が吐き出した熱い情熱の痕が、月光に濡れて光っていた
「……みか?」
サンジが顔を上げ、愛おしそうに名前を呼ぶ
けれど、限界まで翻弄された彼女に、もう答える力は残っていない
サンジの腕の中で、みかは溶けるようにそのまま意識を手放した
髪を撫でる指先が、優しい。
「……愛してる」
その声は、
もう聞こえていない。
眠ったみかを、
サンジが静かにベッドへ移す
「……ったく」
掠れた声は、
ひどく甘かった