第11章 出港★
唇が離れて、糸を引く
そのまま、這うように下がる
みかの剥き出しの首すじに、吸いつく
「……っ、あ、いやっ」
わずかに肩が跳ねる
待ってましたとばかり舌をはわせて時々強く吸い付いた
サンジの指先に、力がこもる
逃がさないように、肌に食い込む
それに応えるように、腰が浮く
一度、息が止まる
羞恥に震え、快感にとろけきったその顔が、サンジの自制心を粉砕した
「……ほんと、勘弁してくれよ」
「っ…どんだけ我慢してたと思ってんだよ…」
耳元で低く、湿った声
余裕のない声
止まらない
むしろ、さらに強く引き寄せる
止めようとして、止まらない
理性なんてもうとっくにどこかにいっていた