【ヒロアカ】名前のない関係の終わらせ方【爆豪勝己】
第6章 4
シャワーを出しながら温度を確かめる。—— 透の足元にかける。
「熱くねぇか。」
「平気…。」
無言で透の中に残ったものを洗い流す。太腿の間にお湯を当てながら、やけに丁寧な手つきだった。
透はそんな爆豪をみて、胸の辺りがざわつく。そしてその理由もわからないまま、シャワーの下で爆豪に抱きついた。
シャワーヘッドを壁のフックに引っ掛けて、空いた手が自然と透の背中に回る。
「んだよ、急に。」
声はぶっきらぼう。でも振りほどかない。
透は爆豪の胸元を喰みながら見上げる。
「もう一回…。」
飽きもせず、二人は唇を重ね、繋がる。
湯気の向こうで二つの影が重なる。バスルームの曇った鏡に映るのは、互いを求め合う輪郭だけだった。
結局その夜、シーツが再び使い物にならなくなったのは言うまでもない。