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夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】

第4章 アフレッタンドに駆り立てられる【もう一度〜死滅回游について】



3.非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。



【死滅回游】のルールを確認しながら、虎杖は「うーん」と唸った。

「これさぁ、始めから結界の中にいる一般の人らはどうなんの?」

『少なくとも、一度は外に出る機会を与えられる』

 天元の回答に、虎杖は思わず「マジ?」と声を上げる。随分と親切なんだな。

『総則に一つも結界の出入りに関する条項がない』

 泳者に始め『結界から出る』という明確な目的を与え、回游を活性化させる狙いがあるのだろうと天元は推測する。

「泳者を閉じ込めるには、泳者が『自ら望んで入った』という前提が重要なんだろう。術師として覚醒した者たちも、『術式の剝奪』という脅す形とはいえ、自ら参加を宣誓する行動を取らなければならない」

 星也の補足に、虎杖は猪野が教えてくれた結界の足し引きの話を思い出した。

 本来 【死滅回游】は、羂索によって術師として覚醒した者や呪物により受肉した術師たちによる殺し合い。結界内は戦いを強制する“縛り”が働いており、その足し引きの関係上、一般人は一度 外に出るチャンスが与えられる。

 ただし、再び中へ入れば一般人も泳者となり、【死滅回游】へ強制的に参加しなければならなくなる。
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