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【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】

第17章 ✼••┈••✼蓬莱で、二人。✼••┈••✼


孤蘭に触れながら蓮は言った。





「…蓮は?私に会いにきてくれないの?」

弔兵衛が蓬莱に来てから、蓮は彼と居るか研究室に篭っている。





こんなに蓮が孤蘭に会いに来なかったことは初めてで、孤蘭は寂しくて蓮に聞いた。




蓮に気持ちが伝わったのか、彼は寝台に腰掛けて孤蘭を抱き締めた。

「…すまない孤蘭。もう少しだけ待ってくれるか?」





そう言って孤蘭の頭を撫でながら、蓮は孤蘭の頬に唇で触れると、そのまま唇に口付けをする。





ちゅっちゅと、何度も口付けをする二人を見て、弔兵衛はつまらなそうに服を着る。





次第に孤蘭の体が崩れて、寝台に横になった孤蘭に、蓮が覆い被さった頃に、やっと弔兵衛は声をかけた。





「…朝から盛ってんな。」

呆れたように言う弔兵衛に、蓮の舌が止まり孤蘭の唇から舌を抜いた。





孤蘭は物足りなさそうに、頬を赤ながら、離れていく蓮の顔をずっと見ていた。




「… 孤蘭。寂しかったら菊花たちのところに行くといい…。彼はしばらくは戻れないだろうから…。」


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