【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第12章 ✼••┈••✼牡丹の雫✼••┈••✼
指で確認した中は、すでに柔らかく誰かの体液が残っていた。
「… 孤蘭、蓮と一緒に居たの?」
「…うん…。」
「…………。」
蓮の元からすぐに来てくれたことは分かるのに、だけどやっぱり悲しい気持ちになる。
蓮のおこぼれでなければ、孤蘭に触れられないと痛感させられた。
「ちゅっ…んん… 朱槿…。」
唇から離れ、その白い首筋に口付けを移動させる。
赤い情痕は誰のモノかもうわからない。
「… 孤蘭…、僕だって孤蘭に会いたいんだ。」
その気持ちが昂ってしまって、弄る指は激しくなってしまう。
「あっ朱槿っ…っ。」
ギュッと孤蘭の中が締まって、朱槿の指を愛液が濡らしていく。
朱槿の唇は孤蘭の体を隅々に口付けを繰り返して、孤蘭の震える唇を最後に喰らった。
孤蘭の蜜壺から漏れる水音が激しくなるころ、孤蘭の体は強い痙攣を起こして朱槿を抱き締めた。
「あっ…もうっ……ああっ。」
嬌声ごと唇を奪って、孤蘭の痙攣が治るまで口付けを繰り返した。