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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第12章 悦楽の反転


喉の渇きに突き動かされたは、自身の姿をした轟をベッドへと押し倒した。


「……っ、……焦凍くん……っ!!」


轟の大きな手が細い手首をシーツに縫い付ける。
上から見下ろす自分の顔は驚きに目を見開き、どこか無防備だ。
その胸元から溢れ出す白い雫が、抗いがたい香りを放っていた。


は理性をかなぐり捨て、自分の胸に顔を埋めると、溢れるミルクを力強く吸い上げた。


「……っ、ん、……んぅ、……ッ!!」


熱い。
喉を通り抜けるミルクが轟の強靭な肉体と同調し、細胞の一つ一つを焼き焦がすような熱に変わる。
心臓の鼓動が早まり、身体の奥底から制御不能な力が漲っていく。



(……っ、……なに、これ……っ。……爆豪くんの時より、……ずっと、……力が……ッ!!)



爆豪の身体で感じた高揚感とは、また違っていた。
轟の肉体は、このミルクという「毒」に対して、異常なまでの適合性と執着を見せている。
その瞬間、の脳裏に、かつて轟が見せたミルクへの異様な固執がよぎった。

他の誰よりもその香りに敏感に反応し、その甘さに安らぎと狂気を見出していた彼の瞳。



「……ッ、ハァ、……ハァ……ッ!!」



吸えば吸うほど轟の剛直は凶暴なまでに膨張し、熱を帯びていく。
まるでこの身体そのものが、ミルクを燃料にして燃え上がる巨大な炉のようだった。



「…………。……俺の身体、……熱いだろ……」



下敷きになった轟が、自分の声で静かに囁いた。



「……もっと、飲めよ。……全部、俺の身体に……ミルクを流し込んでくれ……ッ」



轟の「雄」としての渇望が、の意識を真っ白に塗り潰していく。



ミルクの甘い匂いと、轟の肉体が放つ暴力的なまでの熱。



二つの要素が混ざり合い、密室の空気は一気に沸点を超えた。




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