第12章 悦楽の反転
今の轟の身体は、禁じられていた劇薬を久々に流し込まれた中毒者のように、歓喜の悲鳴を上げていた。
「ん、……んぅ、……じゅる!!」
は、自分の胸に狂ったように吸い付いた。
本来なら中毒性の高さから摂取を固く禁じられているその甘露が、轟の強靭な細胞の一つ一つを叩き起こし、神経を焼き焦がしていく。
一方、下敷きになった轟はの身体が、自らの舌と歯列に荒々しく蹂躙される感覚に、抗いがたい熱を帯びていた。
「……ッ、ハァ、……すごいな。……吸われてるだけなのに、……頭が、真っ白に……っ」
轟は震える手を伸ばし、自身の股間を覆う布地の上から、猛り狂う質量を掌で刺激した。
「あ、……っ、……焦凍くん、……そこ、……ッ!!」
吸い上げるミルクの魔力と、股間への直接的な刺激。
二つの快楽が合流し、の意識は瞬時に沸点へと達した。
我慢できずに制服の隙間から剥き出しの剛直が跳ね起きると、それは自分の(の)胸元へと無慈悲に叩きつけられ、そのまま熱い奔流を撒き散らした。
ーービュクッ、ビュルルッ!!
「……っ、……あ、あぁぁああッ!!♡♡」
真っ白な精液が、己の豊かな胸を無残に汚していく。
その卑猥な光景を、轟は潤んだ瞳で見つめていた。
だが、出し切ったはずの股間はミルクの残り香と精液の匂いに当てられ、休む間もなく再び鉄のように硬く反り上がる。
「……っ、なんで、……また、こんなに……っ」
戸惑うを他所に、轟はの両胸で、その猛り狂う剛直を左右からぎゅっと挟み込んだ。
「……精液が、……ローションみたいに滑って、……気持ちいい……」
精液の粘り気と、自分の胸の柔らかくも力強い圧迫。
轟の身体はその極上の感覚に狂喜し、脳を直接震わせるような快感にのたうち回った。
「あ、……ひ、……ぁ……ッ!! 焦凍くん、……それ、……だめ、……ッ!!♡♡」
自分の身体のパーツに、自分自身のモノを扱かれるという、倒錯した愉悦。
ミルクの毒に侵された轟の肉体は、もはや正常な判断を失い、ただひたすらに、目の前の「自分」という獲物を貪り尽くそうと腰を突き上げていた。