第12章 悦楽の反転
ドサリ、とベッドに沈んだのは、筋肉質で逞しい爆豪の肉体だ。
その上に、華奢で可憐なの姿をした爆豪が跨る。
「クソ……ッ!! この身体……っ、動かしづれぇ……ッ!!」
爆豪は言いようのない苛立ちと欲情を感じていた。
彼は荒々しい手つきで、横たわる自分の身体の制服のボタンを引きちぎるように外した。
露わになった、鍛え上げられた爆豪の胸板。
そこには乳頭が鎮座している。
「……っ、……勝己くん……っ」
下敷きになったは爆豪の声で、蕩けるような溜息を漏らした。
爆豪は迷うことなく、横たわる自分の胸へと顔を埋めた。
ーーレロッ、クチュ……チュパッ。
の舌が横たわる爆豪の乳頭を舐め、尖端を口腔へと吸い上げる。
「あ、ひ、ぁぁああッ!!♡♡ 勝己くん、……ダメ…そこ、あつい……っ、あ、あぁぁッ!!♡♡」
爆豪の肉体がの舌使いに、見たことのないような反応を見せた。
乳頭がさらに熱く硬く立ち上がり、脳まで突き抜けるような快感に身体を痙攣させる。
さらにを追い詰めたのは、鼻腔を突く『自分』の匂いだった。
覆いかぶさるの身体から漂う、甘いミルクの香りに更に追い詰められていく。
(………私自身の匂いなのに、……どうして……こんなに、……身体が疼くのっ……)
その匂いを嗅ぐたびに、爆豪の身体は「雄」としての本能を剥き出しにし、下腹部の質量をさらに熱く凶暴に硬くさせていく。
自分の匂いに当てられて爆豪の身体で欲情し、頭がおかしくなりそうな背徳感に苛まれた。
爆豪も自分の身体を愛撫しながら、身体がこんなにも敏感で、こんなにも男を欲して疼くことに、頭がおかしくなりそうだった。
自分の姿で、自分の声で喘ぐ「自分」を見て、言いようのない複雑な苛立ちと興奮を覚えていた。
「……っ、テメェ、俺の身体で、……そんな情けねぇ声出してんじゃねぇよッ!!」
爆豪は毒付くが、その瞳は欲で潤んでいる。
彼は乱暴に自分のズボンを剥ぎ取ると、剥き出しになった熱い質量を掴み取った。
「……ハッ、………こんなにビンビンに勃たたせやがって……ッ!!」
ドクドクと脈打つ自分のモノを、手で力強く扱き始める。