第12章 悦楽の反転
爆豪の手つきは躊躇も慈悲もなかった。
自分の身体だからこそどこをどう擦れば脳が灼けるか、どのくらいの力加減で握り込めば理性が吹き飛ぶかそのすべてを本能で理解している。
剥き出しになった自分の剛直を掴むと、根元から亀頭の裏筋までを、吸い付くような柔らかな手の平で一気に扱き上げた。
「……ッ、は、あぁああッ!!♡♡ 勝己くん、……そこ、……ひ、あぁぁああッ!!♡♡」
爆豪の身体に入ったは、衝撃に背中を反らせた。
いつもと違う暴力的なまでの快感が脊髄を駆け上がる。
「……ハッ、……ここだろ、……弱点は……ッ!!」
爆豪はの姿で口角を上げると指先で先端の尿道をなぞり、そのまま一気にスパンを早めた。
ーークチュッ クチュッ クチュッ!
「あ、ひ、ぁぁああッ!!♡♡ だめ、それ、……出る、……でちゃうぅぅうッ!!♡♡」
ドクッ、ドクンッ!! と爆豪の肉体が大きく脈打つ。
三分と持たず爆豪の身体はの手の中で、熱い白濁を勢いよくぶちまけた。
ーービュクッ、ビュルルッ!!
自分の指を汚す爆豪の精液。
「……はあ、……はぁ、……っ……」
爆豪の身体で果てたは、あまりの早さに呆然と肩で息を吐いた。
いつも自分を抱くときの、あの底知れないスタミナはどこへ行ったのか。
自分の身体の堪え性のなさをまざまざと見せつけられ、爆豪もまた複雑な表情で舌打ちをする。
「……チッ、……情けねぇ身体してやがる……ッ!!」
だが、一度放出した程度で収まるような欲情ではない。
爆豪の身体はの身体から香る甘い匂いにさらに突き動かされ、萎えかけた剛直を再び力強く勃ちあがらせた。