第11章 毒ある慈愛の飼育
ーービュルッ、ビュルルルルルッ……!
「あ、あッ……! あぁぁ……ッ!! お腹のなか、熱いので……いっぱい……っ」
緑谷は彼女の髪を優しく撫で、額に滲んだ汗を指で拭う。
その仕草はどこまでも献身的で優しいが、射精した後もそのまま繋がっている部分は、再び容赦なく彼女の弱点を突き上げ、逃げ場を奪っていく。
「ん、……あぁ、……そこ、……そこぉぉッ!!ダメ……っ、また、イッちゃうのっっ♡♡」
「……ここだね。……ちゃん。……僕が、……もっと、気持ちよくしてあげるから…ッ!!」
一突きごとに、緑谷が彼女の深淵へと沈み込んでいく。
緑谷は絶頂の瞬間に、彼女の耳元で「大好きだよ、ちゃん」と甘く、それでいて逃げられない呪いのような愛を囁き続けた。
「……っ、あ、あぁぁああッ……!♡♡」
緑谷の執拗なまでのピストンに、は最後には声も枯れ果て、ただ快感の余波に身体を跳ねさせることしかできなかった。
爆豪の暴力的な熱さとは対照的に、神経の一本一本を丁寧に塗り潰していくような緑谷の執着的な攻め。
ーードクドクッ、と三度目の熱い奔流が最奥を焼き、緑谷がようやく腰を止めたときには、一時間の制限時間はもう残されていなかった。
「……あ、ごめん……っ。ちゃん、やりすぎちゃったかな……」
緑谷は時間ギリギリまでずっとナカを執拗に掻き回し、ぐったりと沈み込むを見て、一瞬だけ焦ったように表情を曇らせた。
名残惜しそうに熱を引き抜くと、の額にそっと唇を寄せる。
「……本当は、ずっとこうしていたいけど。……また、明後日ね」
時間に追われるようにして、緑谷は渋々といった様子で身なりを整えると部屋を後にした。
一日のうちに心操、爆豪、そして緑谷……。
三人の若者の熱を受け止め続けたは、泥のような倦怠感と、ナカから溢れ出す白濁のぬくもりに包まれながら、ぼんやりと天井を見つめていた。
だが、一日はまだ終わらない。
深夜、廊下を歩く静かな足音が扉の前で止まる。
ガチャリ、と鍵が開く音がして、見回りの相澤が部屋の中に入ってきた。