第8章 黒のマギ
『はい、時間が惜しいので単刀直入に言うことをお許しください。
主もお気づきだと思いますが、あのジュダルという者の周りを飛んでいる黒いルフ…あれからはフィルド共が使う堕ちたマナ…堕天したマナと同様の気を感じます。
どうか主、お気をつけください。』
レイ(わかったわ。でも、私には帝国の奴ら見たいに最悪な人ではないと思うの…。はは、なんとなくでしかないのに)
『私は他のものがなんと言おうと貴女様の意思に従います。そしてその結果、貴女に危険が迫ったなら私が何に変えてもお守りします』
決意に満ちてる声が私の中に響いた
レイ(あなたの気持ちはとても嬉しいよ、でも自分の身を犠牲にしようなんてことは絶対にしないで!
…自分が傷つくことより私の代わりに誰かが傷つく方がとても、つらい…)
私の気持ちが伝わったようでミカエルは渋々といった風だったが了承の意を示した
そしてまたミカエルは私の中に消えていった