第6章 6話
ご飯が届き、分け合いながら食べて
後片付けしてるとつーちゃんのスマホに仕事っぽい電話がきて
ソファに戻っていくつーちゃん
後から追いかけて隣に座る
「ありがとうございます」
嬉しそうに電話の向こうにお礼を言うつーちゃん
なんで言ってるかわかんないけど
多分この高揚したつーちゃんの感じは小野先生?かな?
その後いくつか受け答えしたつーちゃんは突然顔を赤て慌て出して
「え、、あ、の!小野先生にそんなっ!」
なんか
モヤってきて
電話を切るのを待って
「ふぅ。、、ひゃっ!?………びっくりした」
一息つくつーちゃんを抱きしめる
「…………」
ねぇ。つーちゃん
「秋くん?」
抱きしめ返してくれるつーちゃん
気付いてるかな?
「……聞く気はなかったんだけど」
「うん?」
「……口説かれてる?…小野先生に」
赤くなったその顔
俺とえっちしてるときの顔に近いって
「え、、、。いや、あの、」
しどろもどろになるつーちゃん
そんな姿にいらついて
「つーちゃん。……だめ。やっぱりだめだ」
「え?…っ」
食べる様なキスで
つーちゃんを翻弄して
「んっ、、はぁ」
「つーちゃん、、んっ」
やっぱり
やだ
(嫌だ)
って感情がドロドロ溢れ出てくる
「ちょ、、んっ。、ちょっと待って!」
慌てて距離をとるつーちゃん
なんで?
やっぱり今日は
おかしい