
第6章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】11~15話潜水艇

今はパパが子供達を見てくれてるので、その隙に食堂で夕食を食べてたら、ペンギンさんと話ながらローくんが入ってきた。
マジメな話をしながらも当然のように私がいた席の隣と向かいに座って「今日なんだ?」と言って鬼哭を持ってない方の手を私の肩に置く。
(いちいち自然に触るんだから!)
「…シーフードグラタンだよ、キャプテン」
ここ[ハートの海賊団]は〈パン嫌いでおにぎり好きな船長〉なので、毎食必ず『ご飯で食べれるおかず』が考えられる。一応、他の船員達のためにご飯とパンから選べる仕組みにはなってはいるのだが。
(コラさんも今までで一番楽な食生活かも)
二人が『パン嫌いでおにぎり好き』なのはあの当時になにかあったんじゃないかと思ってる。
(ポピュラーな同じ物だからこそ。それに『嫌い』ならともかく『好き』が同じって……勘繰ってしまう)
しかもそれならコラさんは[結果論]かも知れないけどローくんは[トラウマ]だ。
(他の人の[嫌い]よりもイヤがったり怒ったりしてた。徹底して嫌うのにも通じる…かな)
ボーッと眺めていると少ない言葉で手分けして二人分の食事類を用意してるローくんが当たり前に鬼哭を肩に置いているので、その姿を有り難く見せてもらう。
(ふふ。コラさんもローくんも私といる時はあまり[通常の格好]をしないからなんか新鮮)
てきぱきと動くその様子が彼らにある[歴史と絆]な風に感じて『どこの海賊団でも副船長は能力あるだけじゃなくて[船長]と一番古い付き合いの好感度がある』と言うのを垣間見れた気がして、嬉しかった。
これも[大好物]なのでニヤける。
(大抵は[幹部]の人がそうなのが多いけども『その人達も全員が幼なじみ』な[ハートの海賊団]て他の海賊団とはやっぱ一味違う)
思えば[ドンキホーテファミリー]もだ。結局[コラソン]や[ハート]の名前はそこから来てる。コラさんやローくんのちょっとしたことにも影響しまくってるんだよね。あの[ドフラミンゴ]と言う人は。
(影響力すごい人…!)
でも、大元が[カイドウ]だって分かった。
まずしてトランプに見立てた名前を階級にして与えていたのはあの人。彼らにとっても、ドフラミンゴは[ジョーカー]な存在だったのが然もありなん。
そこから派生した感じ。あの人は色んな人にそんな存在だから[言い得て妙]で面白い。
